ハイジを改めて読む
「ハイジ」を読んだ。スイスのヨハンナ・スピリという人の書いた本の、翻訳本である。日本では、ジブリのアニメで有名。
翻訳の通信教育の課題として、「ハイジ」の原文の一部が出たので、翻訳本を図書館で見つけ、ついでに全文を読んでみた次第である。通常の書棚を探しても、なかった。児童コーナーに並べてあった。しかし、十分、大人が読むのに値する本ではあった。
あの有名なアニメからは、伝わってくるものは、アニメの画の領域を出ないのだが、本で読むと、感じが全然違う。すっかりはまってしまった。クララが立ち上がるところでは、目がうるんでしまい、待合室で読んでいたので、場所が場所だけに、困った。(^-^;)
ハイジが、わずか5歳なのに、まっすぐな気性で、周りをどんどんと変えていくのには、感心させられる。
このストーリーには、悪人は全然出てこない。昨今の、俗に言う「純愛モノ」と、その点では似ている。「純愛モノ」という世の表現から察せられるように、純愛モノは、「涙を流すために見るもの」として、ちょっと偏見を持って、世の中では見られているように思える。が、僕は言いたい。「純愛」がなんでいけないんだ。そもそも、「愛」が「純粋なもの」と「そうでないもの」に分けられるなんて、そういう世界は勘弁して欲しい。ややこしいのは嫌いだ。
『こと』 2006/05/26 5:39
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