イラクでのある米兵士の葛藤
一米海兵隊員のつくった歌が、歌詞が不適切であったとして、米海兵隊員、23歳の伍長が謝罪しました。
BBCニュース Web判 http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/5081930.stm
に拠ります。(「video」をクリックすると、video+audioも聴ける。その海兵隊員は、ギターを弾きながら歌っています。)
記事を読んでみると、その歌の内容は:
ある海兵隊員がイラクの少女と恋に落ちた。
ただ、英語を喋る米海兵隊員と、アラビア語を喋るイラク少女の間に、コミュニケーションの壁はあった。
彼は、彼女の両親に会いに行った。
その結果は、彼女の父親と兄弟による待ち伏せだった。
それで、それを知った海兵隊とイラク人との戦闘となり、彼は彼女の幼い妹を(戦闘から守ろうと)つかみとったところを撃たれた。
弾が飛び交い、血が飛び散る中で、彼は狂ったように笑うしかなかった。
海兵隊は、本格的にイラクへ攻撃を開始した。
ここでの謝罪の趣旨は、「昨年11月に起きたとされる米軍によるハディタでのイラク人虐殺とは関係ありません、これはフィクションです」というもの。
どうやら、ウィニーのようなデータ共有(交換)ソフトにより、この歌が米兵の間で広まっていたようです。
私は、戦争には反対ですし、殺し合いは嫌いです。
が、米兵が日頃作戦上味わっている、「普段親しくしているイラク人たちが、いつ、ある夜武器を持って自分たちを襲撃してくるか分からない」というものすごいストレスについても理解できます。
そういう状況の中でのこの歌の内容のストーリーは、たとえフィクションにせよ、なぜか目の30cm向こうにビジュアルに迫り、こちらの心を湿らせます。
『こと』 2006/06/15 17:51
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